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続・高橋セミナー


続・高橋セミナー 第9回 最尤法によるポアソン回帰分析入門 <第9章>花数を共変量とした種子数の探索的解析

2020年07月

要約

ポアソン回帰に関連する論文をWebで検索し,データリストを含む探索的な解析が行われている論文として,下野(2010)の「Rを用いた一般化線形モデル(回帰係数編):カウントデータを例に」を見出した.仮想データとして,3地域(Region:A,B,C)において2 つの生育環境(Habitat:Dry,Wet)に分布する植物種各10 個体を選び,全体で60個のデータで,個体あたりの生産花数(Flower No),生産種子数(Seed No)を調査した結果が示されている.生産種子数が地域や生育環境といった要因によって違いがあるか探索的な結果が示されている.このデータを用い,Excel,JMP,SASを用いて別の切り口から探索的なポアソン回帰を試みる.

第9章   目 次
9.    花数を共変量とした種子数の探索的解析                    293
9.1.  データの概観                                            293
9.2.  JMPのポアソン回帰による探索的解析                       297
          交互作用モデル
          主効果モデル
9.3.  無償版SASのGENMODプロシジャによる主効果モデル           304
9.4.  花数をオフセットとしたポアソン回帰                      307
9.5.  花数をオフセットとした負の2項回帰の適用                 310
          負の2項分布のパラメータ変換
          Excel によるポアソン回帰
          Excelによるガンマ・ポアソン回帰(負の2 項回帰)
          SASのGENMODプロシジャによる負の2項分布を用いた場合
         下野のRのglm.nbによる結果
         デビアンス(Deviance)
文献索引,索引,解析用ファイル一覧                            323

添付ファイル
高橋セミナー9_9_花数を共変量とした索的解析_2020_07_08.zip

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